職業解説  |

社会保険労務士の仕事

私達は日々会社に通勤して仕事をし、毎月お給料をもらいます。ときには体調を崩して病院に通うこともあります。その際、社会保険で医療費を軽減することができますが、そうしたことができるのも社会保険労務士のおかげではないでしょうか。
会社に勤める人にとっても、会社を経営する人にとっても欠かすことのできない社会保険労務士ですが、会社の専属となってくれる者を選ぶ際にはどのような点について注意すれば良いのでしょうか。

137078914まず初めに、社労士や労務士などと略されて呼ばれることの多い社会保険労務士ですが、実は類似した名前で労務管理士というものがあります。ですがこの労務管理士というのは国家資格ではなく、社会保険労務士にある独占業務などを行うことができませんので勘違いをしないようにしなければなりません。

ではその点に注意すれば有資格者であれば誰でも良いのでしょうか。確かに有資格者であれば最低限の仕事はしてもらえるかもしれません。ですが社会保険労務士という士業はそれだけではいけません。というのも、法の改正や雇用の複雑化など業界を取り巻く環境は常に変化していきます。それに対応できるように常に勉強していることが業界人としては大切なことです。
つまり、より良い社会保険労務士を選ぶには常に業界の勉強をしているかに注意すれば良いのではないでしょうか。

社労士は本当に必要かということを度々議論されますが、必要だと思います。日本の中小企業において、人事労務の問題が軽視され過ぎです。問題が起きてから慌てるというケースをよく聞きます。もちろん、トラブル以前に、このような日常の労務管理のアドバイスが受けられたり、労働保険、社会保険の手続業務、助成金の申請をお願いできるのが社会保険労務士を雇うことのメリットです。少しでも興味を持たれたら、社会保険労務士について、もう少し詳しくどういうことができるのか、どういうメリットがあるのかについては、こちらの横浜の社会保険労務士さんのサイトですが、ユナイテッドブレインズさんのサイトが非常によくまとまっていますよ。


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