転職後の新人研修

新入社員研修は、業界のスキルが無い中途採用者にも実施されることがあります。大手の会社では職種にもよりますが最初の3ヶ月程度行うところが大半になります。ここで、ほとんどの方が始めて給料をもらいながら勉強することになります。また、新入社員ということもありもっとも仕事に対して積極的な時代な人がほとんどといえるでしょう。つまり、学生時代も勉強をすることはありますがそれはあくまでもお金を払ってすることになります。しかし、お金をもらいながら勉強をするということで学生時代と違いかなりしっかりと身につけなくてはならないと思う人が多いでしょう。

 

さて、新入社員研修の目的はもちろん社会人としての勉強が第一となりますが、それ以外にも目的があります。それが仲間意識と思い出作りといえます。大手になれば大手になるほど長く社員に勤めてもらいたいと考えるところが多くなります。最初の教育もしっかりしているのでその分他社にとられるのは当然のごとく大きなマイナス要素になります。
そこで新入社員研修で新入社員同士が仲間意識を持つことによってよくも悪くも切磋琢磨していける環境を作成するというのも目的の一つとなります。
実際に、新入社員研修で同じになったメンバーは仕事を転職した後の付き合いも続くことが多いです。そのときにこの新入社員研修時代の思い出は必ず語られることになります。

 

新入社員研修というと、各社様々な趣向を凝らします。テレビで話題になるのは変わったものばかりですが、無人島に行かされたり、自衛隊に入隊させられたり、なんとなく意図するところは分かるものの、すこしテレビの規格に影響され過ぎな気もします。その研修内容は各社バリエーションに富んだもので、トークスキルや営業テクニックを講習するものから、ビジネスや人間関係の根幹となる、コミュニケーションを円滑にする考え方を受講できるものまでさまざま。どんな業界であっても、良好な人間関係を築くことで、より仕事をしやすい職場環境が生まれ、その結果、業務効率や業績の向上が期待できます。内容に興味がおありの方は本も出ているので探してその内容に触れてみるといいでしょう。



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