転職をしたかったら、まずは人とは異なった魅力を自分につけることが大切です。PRの仕方なども大切なことではありますが、そもそもPRできるものがなければ話になりません。まずは、自分磨きをちゃんとするようにしましょう。
自分に明確なスキルや資格、経験があるのであれば、転職は難しくありません。より良い待遇条件を求めて、色々な企業にあってみましょう。ポイントは、相手に選ばれるようにするのではなく、企業を選ぶという意識を持つことです。自分の要望やキャリアビジョンにこだわりがあるなら、それを曲げるべきではありません。

成功するかどうかは、内定を取れるかどうかではないのです。より良い待遇になったかどうかが大切です。ただし、待遇とは給与だけではなく、良い経験が積めるとか、特別なスキルがつくというメリットでも構いません。給与や処遇だけに捉われず、総合的に判断するようにすると良いでしょう。

企業との相性も問題になります。直感的に馴染み易いと思える上司や面接官がいるかどうも重要です。数字やデータには表れないものですが、社風や従業員のカラーは居心地の良さに直結しますから、それなりに重要視するようにしたほうがいいものです。

その点では人材紹介サービスを利用すると解決する場合もありますが、担当者次第の運任せにはなってしまいます。人材紹介サービスといえどもすべての企業の内情を詳しく知っていることはありません。例えば、一つの業界に特化した転職サービスならそれはあり得ます。医師というのは、やはり職場の人間関係や環境へのストレスから転職を決意することが多い職業とのことですが、こちらのメディカルリソース運営の『ドクタービジョン』などはかなり詳しく転職先について情報を提供してくれると評判です。それもそのはずで、運営元の親会社は日本調剤ですから医療関係の会社になります。コネクションも多く、情報の品質や交渉面では医師業界の中でも評価が高いのです。

このように異業種独占なら、サービス全体で大丈夫かどうかが言えるのですが、いわゆる一般作業全般の人材サービスだと当たり外れはあると言わざるを得ません。しかし、そのコンサルタントの前職の業界や、得意先等であれば会社のカラーを知ることもできます。何軒もサービスに登録してみて、担当を比べてみるといいのではないでしょうか。